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胃痛の原因は鎮痛剤のボルタレン!?

ボルタレンは、1974年から販売されている非ステロイド性消炎鎮痛剤です。
強い鎮痛作用があるので、耐えられない痛みがある時に処方されることが多いです。
ボルタレンは痛みを抑えるという強い効き目がありますが、その副作用には胃痛があります。

痛み止めのボルタレンを飲んでいるのに、なぜ胃痛の原因となるのかというと、痛みが起こる時にはプロスタグランジンという物質が生成されて、痛みを感じます。
ボルタレンは、プロスタグランジンの生成を阻害することで、痛みを感じないようにする作用があります。
そして、プロスタグランジンは、胃粘膜を保護するという役割も持っているのです。
痛みを抑えるためにプロスタグランジンの生成を抑えると、胃粘膜の保護効果も少なくなってしまうことが胃痛が起こる原因です。
その結果、ボルタレンを使うと頭痛などの痛みは抑えることができても、消化器系の副作用が起こるということになってしまいます。

ボルタレンの副作用と服用時の注意点

特にボルタレンによる胃腸障害の発生率は高くなっています。
そのため、ボルタレンを使う時には胃痛が起こらないように、胃粘膜保護剤も同時に処方されることが多いのですが、ボルタレンの効き目が強いため、胃粘膜保護剤を飲んでいても胃痛が起こることがあります。
もしも、ボルタレンを飲んでいる時に胃痛が起こったら、それは病気の症状ではなく、ボルタレンの副作用かもしれません。
どのような時に胃痛が起こるのかをチェックし、もしボルタレンの副作用である可能性が高いようであれば、医師に相談したほうが良いでしょう。

ボルタレンは効き目がとても強いので、そのまま飲み続けることで、さらに胃腸障害が悪化してしまう恐れがあります。
ひどくなると、病気の症状よりも悪くなってしまうこともあるので、胃痛が起こった場合には、副作用による痛みなのかどうかを必ず確認しましょう。
そして、副作用が強く出ている場合には、ボルタレンを飲み続けることを中止したほうが良い場合もあります。

ボルタレンでお腹が痛くなる場合はロキソニン

ボルタレンを飲んでおなかが痛くなる時には、他の消炎鎮痛剤に変えることができます。
ボルタレンは消炎鎮痛剤の中でも効き目が強いので、刺激も強くなってしまいます。
そのような時には、刺激の少ないロキソニンという消炎鎮痛剤に変更すると、おなかの痛みが良くなるかもしれません。
ロキソニンも痛みをとる作用があるので、頭痛などの痛みの改善に効果があります。

また、消炎鎮痛剤を飲む時には、空腹を避けると胃への刺激をやわらげることができます。
そのため、内服する時間は食後にするようにしましょう。
食後であれば、消炎鎮痛剤の副作用である胃痛も起きにくくなるでしょう。

風邪で食欲がなかったり、痛みが強すぎて吐き気がある場合には、食事がとれないことがよくあります。
そのような時でも空腹の状態で、内服することは避けましょう。
どのようなものでもいいので、少しだけでも何かを口にして、胃の中が空っぽでない状態にしてから、消炎鎮痛剤を飲むようにしましょう。
少しの量でも何かおなかに入っていれば、消炎鎮痛剤の刺激をダイレクトに受けてしまうことを防げます。

ボルタレンと違って、ロキソニンは市販されているものもあるので、頭痛や生理痛などで慢性的に痛みを感じて困っている人で、定期的に内服しているという人もいるようです。
特に、鎮痛剤を飲むことが多い方では、消化器も慢性的に刺激を受けて傷んでいることがあるので、胃痛の副作用が出やすくなっている可能性もあります。
消炎鎮痛剤を使う場合には、副作用の出現にも十分な注意をはらいましょう。
そして、もしも副作用で胃痛が起こっているようであれば、その消炎鎮痛剤をそのまま飲み続けることは避けたほうがよいでしょう。