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誰かが嘔吐した場合は菌に気を付ける

幼稚園や保育園の中で一気に広がりを見せてしまうのが、胃腸炎や食中毒です。
特にロタウイルスやノロウイルスなどのウイルスは嘔吐物からの感染がとても多く、人から人へと移ってしまうリスクが高いと言われています。
家族の中に一人でもこれらのウイルスが持ち込まれてしまうと、家族全員が感染してしまうなんてことも珍しくありません。

昨今ではロタウイルスに対するワクチンはありますが、胃腸炎を引き起こしてしまうものはウイルスの為、治療方法は対処療法以外ありません。
自然に体外へ排出されるのを待つしか回復方法はないようです。
その為、なるべく感染しないようにすることが得策と言えるでしょう。
しかし、小さなお子さんがいるご家庭では、いきなり嘔吐されてしまうことも珍しくなく、その処理方法が間違っている場合には一気に家族全滅なんてことも珍しくないのです。

胃腸炎や食中毒に感染するのはとても苦しいもので、小さなお子さんの場合は脱水状態にまで発展してしまうリスクが高く、場合によっては命に関わってくることもあるでしょう。
嘔吐した時には他の症状がないかをしっかりチェックすること、また状態が悪い場合は早急に医師に診せることが大切です。
特に小さなお子さんの場合は急変することもありますので様子をしっかり見ていてあげましょう。

また、処理をする際にも感染しないような工夫が必要となっています。
例え、食べ過ぎで嘔吐した場合であってもその吐瀉物の中にウイルスがいないかどうかわかりませんので、対策をしっかりしてから処理しましょう。
季節の変わり目などに患者数が増える胃腸炎などの症状が出た場合は、吐き気が治まるまで絶飲食をすることが良いとされているようですので、水分を取らないと脱水になると心配して無理矢理飲ませることのないように注意しましょう。
吐き気のある状態で水分を摂取するとより嘔吐してしまい、状態を悪化させてしまいます。
吐き気が落ち着いてからスプーン1杯程度を、様子を見ながら飲ませていくようにしましょう。

嘔吐した時の適切な処理方法

嘔吐した時の吐瀉物にはウイルスや菌がたくさん含まれている為、処理を行う時に適切でなければ感染してしまう恐れがあるので注意しましょう。
まず、吐瀉物を処理する人はマスクとゴム手袋を装着します。
マスクを正しく装着できていないと、ウイルスや菌が入り込んでしまいますので、隙間がないように装着する必要があります。
また、ゴム手袋は使い捨てのものがおすすめです。

次にキッチンハイターを薄めたものを用意します。
キッチンハイターは次亜塩酸ナトリウムが主成分であり、ノロウイルスなどに効果的です。
原液のまま使用する必要はなく、1リットルの水に付属の蓋に5分の1程度のキッチンハイターを入れ、混ぜたものをスプレーボトルなどに入れておきましょう。
この希釈したキッチンハイターを吐瀉物に吹き付けましょう。
周囲に拡散しないように、新聞紙などを上にかぶせておきましょう。

吐瀉物を片付ける際には、ビニール袋を2重にしたものに新聞紙などを利用して片付けます。
吐瀉物が片付いたら、消毒する為にも先程使用したキッチンハイターをスプレーし、しっかり拭き取りましょう。
また、衣服などが汚れた場合は、捨てても問題ないものであれば捨ててしまう方が良いかもしれません。
処理をするのであれば、85度以上の熱湯につけるだけでもウイルスを死滅させることができますので、つけ置きしておきましょう。
衣服の場合はキッチンハイターを使用するよりも、熱湯の方が良いかもしれません。

しっかり消毒しないまま洗濯してしまうと、乾燥するタイミングでウイルスや菌が空気中に舞ってしまいますので注意しましょう。
胃腸炎や食中毒で嘔吐した際だけに限らず、吐瀉物の処理を行う時には感染予防を行うことが大切です。